野桑の里スタッフブログ

高嶺福祉会の『野桑の里』の日々の活動の様子をご紹介しています。

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「余り」

好きな作家のひとりである重松清氏が「人生は割り算の答えの『余り』のようなものだ」とある本のあとがきに書かれていたのを読んで「なるほど~」と感じました。
割り算の余り・・・なんとなくすっきりしない感じ。できれば割り切れてすっきりしたいのに、でもどうにもならない。
その文章はこう続きます。
「その『余り』を一緒に請け負ってくれる人がいることが人生を充実させる」
今、この年齢になってこの言葉がグッと心に染みます。歳をとった証拠です・笑
まずは、割り切れない思いやすっきりしない感を受け入れることが大切。
そこを無理やりすっきりさせようとすると自分自身を追い詰めたり、周囲とギスギスしてしまう。
「誰のせい?」「どっちが正しい?」ばかりを追求しても仕方が無いことがあるし、そこを明らかにすることで大切なものを一瞬で失ってしまうこともある。
そんときに「まぁ、いいか」と自分が引き受けることの大切さ。
でもそんな時に「まぁ、仕方ないよね」と一緒に分かち合おうとしてくれる人がいることが、本当の人生の豊かさにつながるんだろうと思います。
どんな時でも「余り」の部分を引き受けることができる余裕のある人間になる・・・まだまだ程遠いですが、そんな懐の深い人間になりたいと思います。