野桑の里スタッフブログ

高嶺福祉会の『野桑の里』の日々の活動の様子をご紹介しています。

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偽善

「みなさんは偽善者ですよ。」

今日、現場の責任者が集まった会議での発言。
適切な言葉を頭の中で探しながらも、結局最後に口から出た言葉は、大変迷ったものでした。もちろん自分に対して発した言葉でもあります。

私たちの仕事は、ある一面から見ると人の苦しみを種に成り立っている部分があります。
その苦しみの種を幸せの花に変えることが出来て初めて、私たちの仕事の専門性と価値が認められると私は思っています。

では、苦しみの種を幸せの花に変えるための魔法は何なのか。「共感」以外に私の中に答えはありません。

相手の苦しみや悩み、不安を自分事として捉えようとし続けることの先にしか、その人が本当に求めているものは見えてこないし、求めていることが実現されなければ「幸せ」を感じることは困難です。そこにはテクニックでは決してたどり着くことはできません。

種が腐ることのないよう、持てる力を存分に発揮できるための日当たりや栄養、水分の具合は、絶えず「きれいな花が咲きますように」と祈りながらの観察の中にこそ答えがあるし、そこにはマニュアルは存在しないのと一緒です。

そのことから考えれば、相手の気持ちを捉え続けようとすることを諦めたり、はなから意識がない状態での支援は、ただの「偽善」であり「ビジネス」に成り下がってしまうのではないでしょうか。

金銭を仲立ちに「サービス」と名を変えて来つつあるなかでも決して温かい血、ひと肌の温かさを絶やすことのない支援を忘れないようにと強く感じた会議でした。

 

 

大変

一カ月以上ブログ更新できず・・・本当に「大変」な毎日を過ごしております。
何が大変だったのかと振り返ってみても、一つに絞り切れません(笑)

先日「『大変』って言葉はマイナスイメージで使うけれど、本当は『大きく変わる』時期なのだから素敵な言葉なんだ」と聞いたときに「なぁ~るほど!」と楽になりました。
今「大変」なのはその先にある「大きな変化=成長」に向かうための通過点なんだと考えれば、少しワクワクしませんか?
この仕事をしていると毎日毎日が波乱万丈で「大変」が口癖になってしまっています。
確かに高齢者介護の世界は、私が知る14年前と比べても随分と様変わりしました。これは、この仕事に携わるたくさんの人たちの「大変」の結晶に違いありません!

私が後期高齢者になる頃には、さらに介護の世界が発展していることを願って「大変、大変」と呪文のように唱えながら乗り越えていきたいと思います。