野桑の里スタッフブログ

高嶺福祉会の『野桑の里』の日々の活動の様子をご紹介しています。

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言葉のちから

最近、高齢者施設での虐待のニュースを耳にする事が多くなった気がします。
そのニュースを聞く度によそ事ではなく、背筋の凍る思いです。

野桑の里では、月一回責任者会議が開催されます。
その中で身体拘束・虐待についての検討を行うのですが、今年度は「スピーチロック」について集中的に取り組んでいます。
「スピーチロック」とは言語的拘束。つまり「~しないでください」「~してください」など、相手の行動を言葉で拘束することです。
忙しい介護現場では、相手の危険防止のために言わざるを得ない場合は多いです。でも、「仕方がない」で片づけてしまうと、知らない間にエスカレートして、いつの間にか拘束の域に足を突っ込んでしまっていることがあるのが人間ですよね。

それを抑止するためには、定期的に振り返りを行い、再三意識づけしていくしか方法は無いと思っています。

現在はスピーチロックのなかで「ちょっと待って」の言葉について検討しています。

この言葉も忙しい施設のなかではよく聞く言葉です。これこそ使っても「仕方がない」フレーズかもしれませんし「無くす」のは絶対に無理なのです。

「ちょっと待って」は使い方によって、相手の気持ちを充実させる事ができる魔法の言葉だと思います。

人間が幸福感や充実感を感じるのは「誰かの役にたった」と感じた時です。

自分の我慢が誰かの役に立ったときに、寂寥感が充実感に変わります。

「ちょっと待って」ではなく「○○さんの介助が終わったらくるので、ちょっと待っててください。」と約束をします。そして介助が終わったらすぐに約束を果たすために声を掛けます。「△△さんのおかげで無事介助が終わりました~ありがとうございます!」

こうして「言葉のちから」を知り、そのちからを最大限活用して、入居者様の小さな我慢が大きな幸せに変わるよう、そしてその幸せを見てスタッフの元気に変わるよう、日々の関わりを見直しながら継続していきたいと思います。

 

野桑の里5周年記念式典を開催しました!

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今年で野桑の里は5周年を迎える事ができました。

日頃の感謝の気持ちを伝え、また野桑の里が、地域の皆様が歳を重ねても安心して生活ができるお助け役として認知していただける場として、5月12日(日)に記念式典を開催致しました。

前日の雨から一転、当日は快晴のなか利用者様とそのご家族、また地域の皆様やボランティアの方々や事業所の皆様・・・本当に沢山の方が駆けつけてくださいました。これには感謝のひと言につきます。

午前は施設での取り組みを知っていただくための事例発表会(①学習療法②音楽療法③私達が考える生活支援④施設での看とり)、午後はボランティアの皆様(ハミングユー様、上郡傘踊りの会様)による歌や踊りで花を添えていただきました。

今後もたくさんの方々のご支援を賜りながら、その感謝を「老後の安心」に変えて皆様にお返ししていきたいと考えています。

 

 

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